どうも、ほーさくです。
夏ですね。
夏といえば、海、BBQ、花火、夏フェスなどなど楽しいこと満載です。
私が夏といって思い出すのが、リゾートバイトです。
20年前以上、大学生の夏休みに体験しました。
私が体験したリゾートバイトは、富士五湖の民宿。
夏休みの約40日間、住み込みで民宿の仕事全般を行う仕事をしました。
リゾートバイトについて知りたい方、
民宿での住み込みバイト内容がどんなものか知りたい方、
私の体験談をお話ししますので、興味があれば是非読んでみてください。
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はじめに
大学1年の夏でした。
実家を出て一人暮らしをしていた私は、アルバイトを探していました。
普段の生活を支配されたくないという理由から、
長期のアルバイトはせず、中短期のアルバイトを探していました。
「短期で面白いバイトないかなぁ・・・」
と考えてたところ、アルバイト情報誌で目に留まったのがリゾートバイトでした。
「リゾートバイト、夏休みに住み込みでバイト・・・楽しそう！」
「食事と宿付きだからお金もかからないし、最高なんじゃないの？」
地元の友人を誘い、早速応募。
2人とも晴れて採用となり、こうして僕たちのリゾートバイトは幕を開けました。
場所は山梨県の富士五湖の湖畔にあるスポーツ民宿。
学校の部活やスポーツクラブの合宿での利用がメインの、大人数を受け入れる民宿でした。
一緒に働く仲間は僕と友人の2人合わせて8人でした。
3人が1人で参加、友達3人組、そしてわれわれ2人の8人。
え？なに？こんなにたくさんの人数で働くの？
というのが最初の印象でした。
それも
全・員・男！
年齢は上は30歳くらいから下は19歳
こうして男ばかり8人の住み込み生活の始まったのです。
寝床
僕が働いていた民宿の従業員住居スペースは離れにありました。
離れというと聞こえはいいのですが、空地に置かれたただのプレハブハウスでした。
広さは6畳ほど、
このプレハブハウスが2棟あり、１つのプレハブに4人ずつ詰め込まれました（笑）
6畳のスペースですので当然布団を４つも敷けばもう足の踏み場はありません。
そんななかで雑魚寝をする生活でした。
女性を採用しない理由が分かった気がしました。
もしくは男性女性半々で採用しないと、きれいにプレハブに押し込めない（笑）
ただのプレハブですのでトイレなどはありません。
夜したくなればその辺の茂みでしました。
クーラーもありませんでしたが、夜は非常に涼しくて全くクーラーがいらないほどでした。
富士五湖って全く避暑地のイメージがなかったんですが、避暑地なんですね。
また、ちょっとゲスい話になりますが、
若い男性が40日という長い期間プライベートな空間のない生活を送る
となると、困ることがありますよね。
その処理をどうすればよいのか、という問題があります。
男同士でしたが、不思議とあまり大っぴらにそういう話はしませんでした。
ただ、そのうちの1人とは唯一そんな話になり、
その子は「茂みでしてる、へへへ」と言っていました（笑）
僕はというと、誰も来ないスキを見計らってプレハブの部屋の中でしました。
40日でたった1回だけですがね。
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食事
賄いは基本的に宿泊客が食べているものと同じものを食べる事ができました。
宿泊客の食事の用意をして、宿泊客が食事を終えるまでの間にパパっと食べる感じです。
ただ宿泊客はほとんど団体客で、それなりに食事に時間もかかるため、そこまで急いでかきこんて食べる感じではありませんでした。
おかわりもし放題で、若い食べ盛りの若者にはありがたい環境でした。
ただ、仕事がかなりハードだったので、それだけお腹もすくし、それだけ食べないと体がもたなかったともいえます。
お風呂
お風呂は一日の仕事がすべて終わる夜9時ごろからそれぞれ入ります。
大人数を収容できる旅館だったので、浴場もそれなりに広い大浴場と呼べるような広さでした。
われわれバイトが入るのは、もちろん宿泊客が入った後の残り湯です。
スポーツ民宿なので、みなさんスポーツ後のたっぷり汗をかいた状態でのお風呂ではありましたが、不思議と汚いなぁという印象はありませんでした。
毎日大浴場のお風呂に入れるというのは、とても気持ちがよかったです。
休日
僕はこのリゾートバイトでもっとも驚いたことなのですが・・・
40日間1日も休みがなかったんですよね
さすがに週1日くらいは順番に休みをもらえるだろう
と踏んでいたのですが、甘かった。
40日間無休労働でした。
おそらく今だと完全にひっかかると思いますが、20年以上前の当時はOKだったのでしょう？
それでも若さで乗り切った部分はありますし、最初こそバタンキュー状態で休みが欲しいと思っていましたが、慣れてくると遊びに行ったりと休みがなくても耐えうる体になっていきました。
住み込みのリゾートバイトを申し込むにあたって、休みに関してはしっかり確認しておくことをおすすめします。
休みがあれば近場を観光したりできるので。
僕も休みがあればいろいろ観光したい場所があるのに・・・とそこだけは不満でした。
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勤務時間
僕の働いていた民宿の勤務時間は6時～21時まで。
途中14時～16時くらいまで2時間程度の昼休みはあります。
朝食・昼食・夕食あわせて1時間くらいあったとしても、
それでも12時間労働！
なかなかの長時間労働です。
それで40連勤です。
これ、社会人だったら間違いなくブラック企業、過労死・鬱まっしぐらな勤務ですが、
言っても40日間だけだから！という思いがあったのと、
最初こそ「早く40日終われ～！」という気持ちがあったものの、途中から楽しくなってくると、不思議とそんな思いもなくなりました。
大きなホテル勤務なら、分業制で自分の役割・持ち場が決められていくのだと思いますが、民宿のようなこじんまりしたところはすべての仕事を受け持つことになるので、どうしても長時間労働になりがちなのでしょう。
勤務時間についても事前に確認しておくことをおススメします。
そうしないと、僕みたいに行ってみて「えーーー！」と思う羽目になります。
仕事内容
仕事は民宿の仕事全般をみんなで分担してやっていました。
朝起きたら、まず朝食の仕込み、調理、配膳、片付け、皿洗い。
退室後の布団たたみ、部屋の掃除、館内清掃、トイレ掃除、風呂掃除。
昼食の仕込み、調理、配膳、片付け、皿洗い。
2時間程度の休憩
夕食の仕込み、調理、配膳、片付け、皿洗い
こんな感じでしょうか。
毎日バタバタとあわただしく時間が過ぎていく感じでした。
休憩時間は、それぞれ思い思いに過ごしていましたが、僕は完全に昼寝してました。
昼寝しないと体力が持たなかったので。
交流
宿泊客との交流もありました。
基本的にスポーツで来ている学生が多いので、みなさんちゃんと挨拶してくれます。
年齢も近いので、時には話をすることもありました。
リゾートバイトってバイト仲間同士での出会いとか恋愛とかを想像しますが、宿泊客との出会いっていうのもあるかもなぁと働いていて思いました。
ええ、僕には全くそういうことはありませんでしたがね。
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余暇
基本的に仕事が終わるとバタンキューだったのですが、仕事にも慣れてきた後半戦は、仕事が終わった後に、バイト仲間で遊ぶこともよくありました。
民宿の経営者の人に近くのボーリング場に連れて行ってもらってボーリングをしたり、体育館でバスケをしたり、プレハブ小屋で麻雀をしたり、こっそりと民宿の瓶ビールを数本拝借してプレハブ小屋で飲んだり。
男だけでしたが、逆に男だけだったので気がねせずにワイワイ楽しめた部分もあったと思います。
ただ、男だけといえど8人もいるとやはり人間関係がいろいろと出てくるんですよね。
それは仕方ないかなと思いながらも、性格や仕事の出来不出来などで、水面下での好き嫌いというのはやはりありました。
まとめ
リゾートバイトに何を求めるかは人それぞれだと思います。
やってみたいリゾートバイトの職種がある人、リゾートバイトで青春したい人、異性との出会いを求める人、住み込みで生活費を抑えたい人、一気に稼ぎたい人、などなど。
行くリゾート先を間違えなければ、それはかなえられると思います。
もちろんアルバイトですからお金も稼げます。
全く生活費のかからない日々を過ごしながら、最終日にどん！とキャッシュで30万円くらいもらえるのですから
終わった後の達成感と解放感はすごいです。
30万なんて学生なら大金ですよね。
まるまる40日間という時間を捧げているという見方もできますが、非日常な環境で働く経験や面白さを得ていると考えれば、決して時間がもったいないとも思えません。
逆に良い経験になると思います。
実際仕事はきつかったし、人間関係のごたごたも少しありましたが、思い返してみると楽しい思い出ばかりが思い出されます。そんなもんです。
リゾートバイトはよい青春の1ページになります。
僕にとってもあの経験はとてもよい思い出になっています。
ですので、それができる学生のうちに一度やってみても絶対に面白いと思いますよ。
今はリゾートバイト専門の求人サイトがあるんですね。
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もしリゾートバイトが気になっているなら、
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