どうも、ほーさくです。
大雨による小田川の氾濫で倉敷市真備町の被害が凄いです。
2階の屋根まで水が浸かり濁流が流れる映像は、東日本大震災の福島の映像を見ているようです。
流れる映像を見ながら何もできない自分が歯がゆくなります。
もし!
自分が濁流のなか家の屋根に取り残されているという危機的状況に直面したら
一体どんな対応を取ることが最善なのか?
どういう方法で救助要請を行うことが必要なのか?
自分の忘備録という意味合いを込めて、記事にしました。
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SNSによる救援要請する方法
こういう場合、もっとも情報が早いのがSNSの「twitter」です。
twitterで救助要請ができます。
うちにはテレビがないため、今回の倉敷の状況はすべてツイッターで把握していました。
実際の救援も、twitterの救援要請ツイートをもとにちゃんと動いているようでした。
その際、下記のように入力すべき情報が大事になります。
Twitterで緊急救助を求める場合には、#救助 ハッシュタグとともに要請内容、写真、住所または位置情報など、具体的かつ正確な情報をつけましょう。救助が完了したら、報告ツイートするとともに、救助要請ツイートを削除してください。 pic.twitter.com/X8rZLBDyfD
— Twitterライフライン (@TwitterLifeline) September 11, 2015
・具体的な救援内容(救援が必要な人数や性別・年齢・状況など詳しく)
・住所(分からなければ位置情報サービスをONにして)
・ハッシュタグ #救助 #救助要請
・画像を乗せて状況が分かるように
今回の倉敷のツイートでは、#救助 #救助要請 の両方が使われていました。
ただ、住所に関しては、下記のツイートにあるように
町が水没している状況下では、救助隊が住所で場所を特定することは困難であるため、水没していない確認できる目印や座標を記載しておくことがとても大切です。
是非覚えておくべきでしょう。
twitterの問題点は、
・救助要請ツイートの拡散
・第3者による通報や救助要請行為
でしょう。
やっているほうは「なんとか力になりたい!」という思いで拡散したり、通報や救助要請したりするのでしょうが、それによって救助活動している側の混乱を招きかねません。
電話による救助要請方法
電話による救助を求める場合、基本は119番でしょう。
ただ、正式な機関から発表された番号がある場合、そちらにかけるようにするべきしょう。
今回の倉敷の件に関しては、倉敷市の公式アカウントから電話連絡の正式な案内がツイートとして発表されていました。
119番つながらない場合は、次の番号へかけてみてください。
消防総務課 086-426-1191
警防課 086-426-1192
指令室 086-426-1193
予防課 086-426-1194
危険物保安課 086-426-1195— 倉敷市 (@Kurashiki_City) July 7, 2018
救助要請しているツイートに、個人の「こっちにかけたほうがいいよ」というリプも散見しましたが、それが正しい情報かどうか分からずそれが拡散されるとまた情報が錯綜して混乱するので、倉敷市の正式な案内は良かった気がします。
ちゃんとつながったかどうか、また救助手配してもらえたかどうかまでは分かりません。
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現場での救助
救助に来た救援隊にちゃんと気づいてもらうために、現場でのアクションが必要です。
拾った画像でちょっと出どころが分かりませんが、現場ですべきことがまとめられたものなので載せておきます(指摘があれば削除いたします)。
上記以外にも、ヘリやボートを確認できたら大きなタオルなどを振って、自分の存在をアピールすることも大切です。
また、警視庁の災害対策課のツイートでズボンを使った浮き輪の作り方を解説していたのがあったので、これもシェアしておきます。
川の氾濫による濁流の中ではほぼ意味をなさないとは思いますが、流れがさほどなければ身近なズボンで簡易の浮き輪が作れることを覚えておいて損はないと思います。
ズボンの裾を結び、浮き輪を作る方法を知ってますか?あくまでも簡易的なものですが、海や川で溺れた人を救助する際に役立つと思います。ただし、写真の様に溺者が胴部分に空気を入れる必要があります。これからの時期は水のレジャーにお出かけになる機会も増えると思います。水の事故に気を付けよう。 pic.twitter.com/FGzam78w52
— 警視庁警備部災害対策課 (@MPD_bousai) July 4, 2018
まとめ
地震による津波ではなくとも、台風でもない大雨だけでこれほど甚大な被害を及ぼす場合があるということを、今回の大雨で身をもって感じる事ができました。
「ただの大雨だし・・・大丈夫だろ!」
と思わずに、しっかり情報に耳を傾け、適切な行動をとることが大切です。
この記事を書いている時点では、まだ倉敷も状況が落ち着いていません。
これ以上の被害者がでないよう、救助活動がすすむことを祈るばかりです。