どうも、ほうさくです。
私は音楽を聴くのが大好きです。
音楽好きが高じて、CDショップに就職したりもしました。
私は中学生の頃から、
とにかくこの世に存在するできるだけたくさんの良質な音楽を聴いてみたい!
という思いがあり、長い間CDを買い漁る生活を続けていました。
学生時代はアルバイトをしたお金で、就職後は給料の大部分をCD購入につぎ込みました。
最初は新品にこだわりすべで新品を定価で買っていましたが、途中から中古品でもこだわらなくなり、BOOK-OFF巡りをするようになってからは、加速度的にCDの量も増えていきました。
そして気が付くと所有するCDの数は数千枚にまで膨らんでいました。
結婚をして、妻から
「この大量のCDどうにかならないの?」
というプレッシャーを常にかけられるようになりました。
たかがCDですが、数千枚ともなると結構なスペースを取ります。
狭い家に住んでいましたので、CDが部屋を圧迫してくると、自分でもどうにかしないといけないなぁと思うようになりました。
しかし、せっかく買い集めたCDを処分する気には全くなれません。
でも、占有するスペースを減らしたい。
そして考えた末に実践したのが以下の方法でした。
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CDのプラケースを捨てて、不織布に入れて管理する
とにかくCDを捨てたり売ったりすることなく、占有スペースを減らすという目的でCDのプラケースをすべて捨てました。
そして市販の不織布のCDケースにディスクとブックレットを入れて管理をし始めました。
CDケースを不織布に変えると 1cm程度あるCDケースの厚みが数mmに抑えられます。
それによって、スペースが1/5程度になりました。
保管は、私の場合Fitsに不織布を並べて収納していました。
Fitsは上に重ねられるので、Fitsを上に積み上げることで省スペース化に成功しました。
こうして、スペースを減らすことに成功した私は、以後数年この状態で過ごしました。
CDが必要ない時代が到来
私がCDを買い漁っていた時代は、まさか今のように定額料金を払えばなんでも好きな音楽が聴けてしまう世の中になるなんて思ってもいませんでした。
Spotifyといったシャッフルや広告が入ってもよければ、なんでも無料で聴けてしまうクラウドの音楽サービスまで出現して、これはもうCDを持っていてもしょうがないと思うようになりました。
CDという入れものがなくなり、データでのやり取りにとって代わられることは理解していましたが、まさか世界中の音楽をここまで自由に聴けるような時代が来るなんて、私の想像をはるかに超えていました。
そして私といえば、若い頃のようにひたすらに音楽にのめりこむ機会も、新しい音楽に触れる時の根気とパワーも減り、気が付けば音楽を聴く時間がめっきり少なくなっていました。
そんな私は、最近部屋に積まれた数千枚のCDを見て、
・こんなにあっても絶対に聴かないし、ちょっとなんか邪魔くさいな
・聴きたい音楽はネットで簡単に聴けてしまうんだから、いらないじゃんコレ
と思い至るようになりました。
これまで数十年ずっと手放したくないと頑なに思ってきたCDを疎ましく思った瞬間でした。
ついに断捨離のチャンス到来です!
CDをメルカリなどを使ってとにかく売却
処分することを決意した私は、大きなミスをしたことに気が付きました。
最近までCDは絶対に売るつもりはなく、CDは死ぬまでずっと所有するつもりでした。
そう考えて、CDケースをすべて不織布に入れ替えてしまいました。
売れない・・・・。
そうなんです。
ちゃんとケースのまま保管しておけば中古ショップなどに買い取ってもらえたCDが、ケースがなく不織布に入っているため買取をしてもらえないのです。
かといって、
数百万円かけて買い集めたCDを捨てる
という処分方法はもったいなくてどうしてもできませんでした。
仕方がないのでメルカリなどでCDを販売することにしました。
しかしケースに入っていないので安くしないと売れないのです。
CDのケースは捨てるべからず。
不織布に変えても復元できるようにケース以外はすべて取っておくべし
私はケースと一緒にCDの裏表紙の紙なども捨ててしまっていたのです。
ガーン。
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いつまでも売れないCDは思い切って処分
出品したということは、手元にどうしても置いておきたいと思うCDではない。
といえます。
ですので、いつまでも売れずに残っているCDは思い切って捨ててしまいましょう。
そうじゃないと、
・いつか聴きたい時がくるかも・・・
・それなら車のCDデッキで聴くためにまとめて車に乗せておこう
・一度も聴いてないから一回聴いてから捨てよう
と、捨てない理由がいろいろと出てきて、結局捨てられなくなります。
どうしてももう一度聴きたいなら、車で1回聴いたらそのまま捨てる、を繰り返せば年間300枚近くは捨てることができます。
もし、今後聴きたくなる可能性が高いと思って、踏ん切りがつかないCDは、PCに取り込んで残しておけばそれでいいのです。
CDをデータとして残しておくか否か
当初、CDを販売する時にはすべてPCにデータを取り込んでから売却していました。
しかし、取り込む作業って結構な労力が必要になります。
そのうち取り込むのが面倒になり、手元から離れる前にデータを残しておこうという気がなくなりました。
ようするにその程度ってことなんです。
なかったらなかったで全然困らない。
そう思えるようになったら、どんどん捨てられるようになりました。
CDケースなどがあって、まとめてお店などに売却できるなら、捨てずに売却してしまいましょう。
どうしても手放したくないCDの処理
非常に思い入れのあるアーティストって誰でもいるものです。
あなたにもそんなアーティストがいると思います。
そんなアーティストのCDくらいは手元に残しておきたいと思いますよね。
しかし、そのアーティストが音源を何十枚と大量にリリースしていたりすると厄介です。
そんなアーティストが数アーティストいるだけで、簡単に100枚を超えてしまいます。
こればっかりはどうしようもないので、私はすべて残していますが、そんなこんなでなかなか枚数を減らすことができないでいます。
まとめ
結局たくさん音源を持っていても、増えれば増えるほど聴く機会はどんどんなくなります。
手元に音源を持っていなかったとしても、聴きたいと思った時に、音楽配信サービスを利用する事で、いとも簡単に音源を聴けてしまいます。
私にはCDで所有する理由がまったくなくなりました。
私は気が付くのがだいぶ遅かったですが、気が付けたことでCDの処分に踏み切る事ができたので、よかったと思っています。
まだCDの需要が残っている今のうちに、売れる状態のCDならさっさと売ってしまった方がいいんじゃないかなぁというのが、私の今の気持ちです。
と言いながらも、だいぶ枚数を減らしたものの、まだまだ捨てられないCDが結構残っていたりします(汗